10月20日(日曜日)、アクトシティ浜松研修交流センターにて、浜松子ども支援ネット講演会を開催しました。
今回は、「これからの不登校支援」をテーマに講演会とシンポジウムを行いました。
教育・福祉・医療に関わる100名以上の参加者の皆様とともに、「これからの不登校支援」について考える貴重な機会となりました。
講演会では、講師の和久田学先生(公益社団法人こどもの発達科学研究所所長)が「データから考える不登校支援の在り方」についてお話くださいました。
不登校の問題について、調査研究から得られたデータに基づいてお話いただきました。貴重なデータを基に、不登校に関連する要因や、それらを解消させる支援が不登校支援のひとつであることについても触れられました。不登校の予防として、子どもたちが生活する環境やルールの見直しについてや、RTIモデルについて、不登校に限らず、すべての子どもたちを落ちずに支援することが大切であるとお話くださいました。
指定討論&ディスカッションでは、和久田先生、奥家章夫氏(浜松市教育委員会学校教育部長)、高橋祥二先生(浜松市発達相談支援センタールピロ所長)、大嶋正浩先生(メンタルクリニック・ダダ院長/児童精神科医)が、指定討論者としてご登壇くださりました。
浜松市における不登校支援や不登校についての考えなど、それぞれの思いや現状についてお話いただきました。
フロアのみなさまからもご質問・ご意見をいただく中で、地域を支えること、子どもの成長を支えることについて、支援をする中での迷いや悩みなどをそれぞれに、率直な思いでお話してくださっていました。
みなさまのご協力とご支援により、このような有意義な研修会を実現することができました。
心より感謝申し上げます。
今後とも、NPO法人すまいるでは、地域のお子さんへの支援について、みなさまのお力をお借りし、みなさまとつながりながら、進めていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

